富士山のふもとにある山中湖は、周囲をなだらかな山々に囲まれた明るい湖です。富士五湖の中でいろいろな面で「一番!」をほこります。 富士山の北東でいちばん近いところに位置します。湖面の面積も6.8平方キロメートルあり、富士五湖で最大。また、湖面の標高は982メートルと最も高く、日本全国でも3位の高所にあります。 一方、湖の水深はもっとも浅く、15メートル前後です。湖面の標高がそろって900メートルである本栖湖・西湖・精進湖の水面よりも山中湖の湖底の方が高いところにあることがわかります。 富士五湖の中ではもっとも南東に位置し、全体が南都留郡山中湖村に属します。 山中湖は相模川の源流です。なお、相模川は山梨県では桂川(かつらがわ)と呼ばれている。また、山中湖は富士五湖で唯一 天然の流出河川を持った湖でもあります。 湖面標高が高く、また水深が浅いことから、厳寒期には全面結氷することもあり、最近では2006年1月10日にほぼ全面の結氷が確認されました。砂嘴の「みさき」(通称大間々岬)で区切られる平野湾処(ひらのわんど)は水深が浅く、波が穏やかなため、毎年結氷し、ワカサギの穴釣りが行われます。「みさき」のズミの大木は山中湖村の天然記念物に指定されています。 平野地区の通称ママの森の沖合にはフジマリモが生息することが1956年に小学校の授業中に発見されました。通常高緯度地方に生息するマリモの分布南限であることから、山梨県の天然記念物に指定されています。