「ボッーー」と汽笛一声。黒い鋼が動き出す。 新山口駅から<SLやまぐち>号が走り出す。 ゆっくりゆっくり動き出して徐々に加速していく。
昔懐かしいSLに乗って島根県の城下町、津和野を目指す。約2時間ののんびり旅。 小さい時に乗ったなあと思い出に浸っていると、気づけば終点津和野駅に到着していた。
津和野は山陰の小京都と呼ばれており、その昔城下町として栄えたらしい。 あと「こいの町」で有名と聞いて、独り者の僕はここに来てみたが、「こい」とは「鯉」のことであって「恋」ではないらしい。 なんや、本気で「恋の町」として信じて疑わなかった僕が馬鹿なのか・・・。
よく見れば町中を流れる川には鯉がたくさん泳いでいます。鯉料理なんかも有名なのだろうか?
津和野はあの森鴎外の故郷として知られています。 森鴎外といえば明治時代の文豪。僕は本が嫌いなので全然読みませんが名前くらいは聞いたことがあります。
よく見るとちょっと山の上のほうに赤い神社らしきものが見えます。登っていくと、ここから見える景色が素晴らしい。津和野の町を一望できます。津和野の家の屋根はほとんどが赤瓦。昔からの伝統なのかな。 普段都会に住んでいる僕としてはマンションがないこの景色がものすごく新鮮に感じました。
耳を澄ませば聞こえてくる自然の風の音とSLの汽笛。 なんだかここを動きたくなくなってしばらくここで佇んでいました。
所在地:島根県津和野
車:中国自動車道六日市ICから約1時間 山陽自動車道小郡ICから約1時間半
電車:名古屋・大阪・京都から 山陽新幹線・山陽本線新山口駅で山口線乗り換え約2時間 SLやまぐち号は運転日にご注意下さい。