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世界の人が乗った帆船に乗る

地中海の貴婦人と出逢う

青い海、青い空、風を受ける真っ白な帆、波をかき分け走る船・・・夢です、ロマンです。そんな素敵旅を心に描きつつ・・・大海には出れなくとも、なんとか日本で帆船に乗れないだろうかと、探して見つけたのがここ、清水港。船の名は「オーシャンプリンセス」!
よくよく調べるとかなり素敵な経歴を持った船です。でもあまり知られていないようです・・・。なので、まず船の紹介から。

オーシャンプリンセス〜地中海の貴婦人〜
1974年に約2年を費やしてポーランドで造られた帆船です。イギリスのグラフィックデザイナーシェワード・ジョンソン氏が自らデザインして作った個人所有船。ジョンソン氏所有の時代は、社交界の舞台として、女優のエリザベス・テーラー、指揮者のカラヤン、文豪ヘミングウェイ、JFケネディ一族、イタリアのフェラーリ氏などなど、数多くの著名人、有名人が乗船。1980年にギリシャの海運王マルチノス一族の手に渡った後、静岡観光汽船(現エスパルスドリームフェリー)がオーナーとなり、1996年5月より清水港を母港として一流シェフの料理と、伝統を感じさせる木造のキャビンでクルーズ楽しむことができる。
オーシャンプリンセス号
  オーシャンプリンセス号  

マスト
  帆はない・・・  
船室横の廊下
  船室横の廊下です  

案内所でチケットを買っていざ乗船です。清水港内を一周する観光クルーズは、40分くらい。料金は1500円です。この日は、特別期間中で1000円で乗ることができました。

きらめく太陽、潮の香り・・・エンジンの音・・・。エンジンの音・・・・?帆は!?帆がない!船はエンジンで走っていました。そんな・・・気を取り直して船内をあちこち散策することに。おとなしく座って海を眺めている子供たちを横目に、バタバタと落ち着きのない大人(私)たちでした。

飾り
  彫ってあるようです  
後方甲板
  二重ドアですね。丸い窓がいかにも船。  
船内
船内
中はこんな感じです。今は、ディナークルーズ・ランチクルーズ・ウエディングなどに利用されていて、レストラン仕様。床はふかふか絨毯。空調もバッチリです。

木の造りが美しく、細かな装飾などもあってこだわりが感じられました。ここで著名人たちがパーティーをしたり、グラスを合わせたのかなあ、と思うと感慨もひとしお。日本に来たということは、大海原を渡ってきたってことなのでしょうか。まだまだ現役でいて欲しいですね・・・で、いつか、帆を張って走るところに乗りあわせてみたいものです。

甲板
  甲板はこんな感じ  
灯台
  豆粒ほどだった灯台にもあっという間に近づきます  
障害物のない海の上を走るのは気持ちがいいです。とにかく風が気持ちいい。港内なので波もなく穏やか。ほとんど揺れません。船首には行けないようになっていたので、タイタニックごっこはできませんでした。
後から聞いたら、何かの決まりかなんかでやたらと帆は張れないそうです。特別な時に張ることもあるようですけど、残念。係りの人がいればあれこれ聞きたかったのに、操縦室のようなところにいるらしく乗降の時以外は出てきませんでした。
船のパンフレットが見つからず、置いてあるのはディナーやランチクルーズのチラシだけでした。案内所で聞いたら「そういうのは無い」と言われ、船について知りたいと言ったらその辺に置いてあったワープロ打ちの紙を1枚コピーしてくれました。嬉しいけど・・・・それだけ?

清水マリンビル
  埠頭にある清水マリンビル  
清水マリンビル
正式名称「港湾会館清水日の出センター」。1階ロビーに入ると、マリングッズのコーナーと、海洋関係のいろいろな本があるマリン文庫がありました。そこでしばし本をめくり船の写真などを見ました。貸し出しもできるようです。
他にも 大ホールや会議室、展示室、などがありました。7階にある展望ホールの喫茶室からは、清水港が眺められるようですが、この日は行きませんでした。

エスパルスドリームプラザ
  エスパルスマスコット「パルちゃん」  
エスパルスドリームプラザ
清水港は、大型貨物船も停泊できる貿易港。奇麗に整備された清水マリンパークはヨーロッパの城壁をイメージした公園で、海を見ながらの散歩に最適。すぐ横にはエスパルスドリームプラザ(生鮮市場、映画館、レストランなどの入ったショッピングモール)があります。清水サッカーミュージアム、清水すしミュージアム、清水おもちゃ博物館、ちびまる子ちゃんランドなども楽しめます。
清水港
場所:静岡県静岡市清水区清水港町
車:清水I.C→清水マリンパーク(4.6km)
電車:JR清水駅→清水波止場(バス10分)
清水港