ここの最大の特徴は、白川郷とお隣の(行政的には富山県)五箇山にのみ継承され続けている、合掌造りという特異な伝統建築物で、長い年月を得て形成された独特の景観を見ることが出来る。
白川郷北端の荻町城址展望台は、白川郷全体を一望できる観光スポットとして人気がある。白川郷中心の荻地区から歩いていくことも出来るが、民営の無料駐車場もあるので足に自信がない方は、車で行くことがお勧め。
この展望台から望むと、川に沿って民家の向きが並んでいる。 これは長い年月の経験により、風雪の影響を最も受けにくい方向に自然と揃っているのだ。
日本の原風景ともいえる山間(やまあい)の田園風景…。 特筆すべきは、今も尚、昔のままのスタイルで村人達がここに生活し、そのライフスタイルを観光客が受け入れているのだ。そこが、作られた観光地との大きな違いであり、ゆえに白川郷らしさを味わえる所以でもある。 勿論、観光地ならではのお土産品や、特産品は軒を連ねて売られているが、それらも殆どは、この地で古くから伝えられている品々である。
所在地:岐阜県大野郡白川村 車:国道1号線バイパス野田ICから車2分 電車・バス:JR島田駅からコミュニティバス7分「中央公園・ばらの丘」下車
1日もしくは数日、この地に滞在した観光客は、「ここを守りたい」と口を揃えて言うが、実際に数百年間にわたってこの風景を守り続けてきた住民達の努力を、我々観光客が壊すことの無いように全員で意識すべきであろう。