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南房総の旅

地元の松本市ではまだ肌寒い3月に開放感を求めて南房総に行ってきました。

車で中央高速から首都高に乗ってアクアラインを通って4時間のドライブ。買ったばかりの新車は快適に私を南国に運ぶ。

房総に入ったとたんに気温は10度以上も上昇している。コートなど全く必要の無い世界が同じ日本にあるのだと感心させられたり驚かされたり。

雄大な太平洋
  雄大な太平洋  


菜の花
  菜の花  
パームツリー
  パームツリー  


道には黄色い菜の花が延々と咲き乱れてパームツリーは陽をさえぎるようにそびえ立っている。私の知りえる限りの日本の風景ではない。別世界への玄関をくぐった。

高速道路でUターンできるのも、東京方面や千葉方面から訪れるのにも融通がいい。 首都高のドライブのアクセントやデートの目的地にどうぞ。

今回の旅の目的は新車とのコミュニケーションと自分の解放。だから観光地へは立ち寄らない。真っ直ぐに富山町の”まごえむ”と言う小粋な宿へと向う。小さな宿さがしからあれこれ見ていて「これだ」とピンと来て決めた宿。そこにゆっくりと身体を置いて羽を伸ばす。



海へと続く道
  海へと続く道  


宿に着くとやさしい女将さんが気さくに「丁度今から夕日が沈むサンセットショーが始まるわよ。見てきなさいよ」と言ってくれて案内してくれた。

宿から海岸までの道が何故か懐かしい気持ちにさせる。子供の頃の景色だ。周りには何も無い。ただ自然があるだけ。



歩きながら夕日が落ちていく。今まで見たことも無い大きな夕日。
海岸で砂に腰掛ける。温かい砂が素足の私を包み込む。何も考えずにただサンセットショーに見とれている。

何も考えていないのに心が洗われた。夕日が海に沈む瞬間に明日がまた来る予感を感じさせる。
(こんな事を地球は当たり前に50億年も繰り返しているのだ)と思った。何かから私は解放された。

窓から見た夕日
  窓から見た夕日  
夕日
   
海岸でたそがれる
  海岸でたそがれる  


露天に浸かって
  露天に浸かって  


「疲れたでしょう?お風呂に入ってゆっくりしてください」と声をかけてくれた。
竹林に囲まれた湯船に肩を沈める。「ほ〜〜〜〜。」とため息が出る。安らぐとは何もしない事。何も求めない事。そんな気持ちにさせられた。




食事は地元で取れたと言う魚介類がこれでもかと出てくる。お酒も飲んでおなかも膨れてかすかな波音を子守唄にして深く眠った。

お部屋
  お部屋  
地元の魚をむさぼる
  地元の魚をむさぼる  

翌朝は爽快な気持ちで目覚めた。昨日までとは違う何かが起きそうな予感に包まれながら私は愛車と松本市を目指す。そして何もしない私の旅は終わり何もしなかった事で大きな何かを手にすることが出来ました。



南房総

住所:千葉県南房総市岩井

電車:ビューさざなみ利用 東京−岩井(1時間44分)
車:川崎ー(アクアライン:20分)-木更津南I.C.ー(R127:50分)-岩井