天照大神が隠れた天の岩戸 神話の由来する霊験あらたかな地、戸隠に向かう。 もともと戸隠山は 天照大神(あまてらすのおおみかみ)が隠れた天の岩戸が地に落ちたものという言い伝えが、「古事記」や「日本書紀」にあります。そのため、戸隠にあるいくつかの神社ではその神話に由来する神々が祭られています。
今回は天の岩戸を開けるために神楽を奏で、天照大神を誘い出す事を考えた知恵の神様。『天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)』が祭られている『中社』と、その怪力で天の岩戸を開け、戸隠へと投げた『天手力雄命(あめのたじからのみこと)』が祭られている『奥社』へと赴いた。
『中社』 戸隠高原の中程に位置し、三本杉をはじめとする木々に囲まれた空間です。
鳥居をくぐり、中社へと至る石段を上った先に厳かな佇まいを見せる社。 そして5月末だというのに、境内に残る雪!地上とは違った空気が取り巻いているかのようです。
『奥社』 その名の示すとおり戸隠の一番奥に位置する。 大鳥居からの始まり、山野草に彩られた参堂を進み、右大臣・左大臣の控える萱葺きの建物『随神門』をくぐり、樹齢数百年を超える杉が連なる幻想的な杉並木を抜けると奥社へと至ります。 そこは玉砂利が敷き詰められ、自然の音以外は何もしない神聖な空間でした。