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たぶん静かな早朝に撮られたであろう赤紫色に美しい田沢湖の写真に一目でひかれて、ここ田沢湖にやって来た。
水深423.4mと日本一の深さを誇る田沢湖。
東京タワーも余裕で飲み込んでしまうという深さ。
今は真昼間なので残念ながら赤紫色ではないが、この深さ故の神秘をおびた瑠璃色の湖とまぶしい緑のコントラストが目にやさしい。
夏は湖水浴もできるが、今はまだ冷たく澄んだ水面。
冬でも凍らないこの湖は、山々に囲まれているので、冬にはきっと雪化粧した山々を透明に映し出すだろう。
田沢湖に古くから伝わる伝説の「たつこ像」の近くに「スイス村」がある。
中程にある登山リフトカー「エーデルワイス号」に乗って
展望台まで上ると田沢湖一の景色が広がる。
ここから見る景色がスイスの眺めに似ていることから
スイス村と名付けられただけあって田沢湖と山々の佇まい
が北欧を思わせる。
展望台には、幸せを運ぶというアルプの鐘があり、「幸せ」という言葉に敏感な私は早速鐘をならしてみた。幸せがやってきますように…。(自分にも皆にも)
展望台からゆっくりと傾斜を降りていくと、ヤギ達が出迎えてくれた。ヤギ語によると、出迎えたというよりは「お腹が空いたから何かくれ」と言っているらしいので、そばにある草をあげてみた。人懐っこいヤギ。
田沢湖を見渡す眺めを堪能したら、少しノドが渇いた。
ハーブガーデン「ハートハーブ」に寄り道。ハーブティーのやさしい香りがノドを潤していく。
丁寧に手入れされたハーブに囲まれた庭を歩いてみる。色鮮やかな花々のように派手ではないが、やさしい緑と癒される香り。ハーブの魅力を満喫していると、意外なお友達が現れた。「また来るね」とウサギ語で約束してハーブガーデンを後にした。 |